星沼会、誤発進!!

TL; DR

glasnsciです。先日、星沼会(以下、本会)というむくつけき天体ファンが集った団体の発足が本会終身顧問の「だいこもん」と電算担当「Masahiko Niwa」から告知されました。

本会は名前の通り「沼」。発足には、色々な紆余曲折がありました。本稿では(glasnsciが忘れそうなので)その紆余曲折の一端を紹介いたします。具体的には、200年くらい経ったときに歴史の教科書に載るであろう、星沼会の名称・命名の経緯について記述します。

会の名称について

まず、本会の「終身顧問」である「だいこもん」の記述の記事をご覧ください。

元をたどれば、原因は本天文部のOBである ぐらすのすち です。……(中略)……

会の命名は ぐらすのすち。スローガン”Tomorrow is another clear sky”も彼のアイデアです。またステキなロゴマークは……(略)

https://snct-astro.hatenadiary.jp/entry/2021/10/23/155153

この記述には、重大な誤りがあります。星沼会の名称発案はワタクシglasnsciではなく、大顧問なのです。学生の時分から先生の板書をみて間違いを見つけると訂正せずにはいられない質、ここでもやはり訂正せざるを得ないとは。

会の名前はなかなかに議論がはかどりました。最初は「星鍋」をメインに据えるかという話が持ち上がりました。が、星鍋はM&MさんやAramisさんが発起人となったものです。オリジナリティがほしいよねという話になりました。

参加する人の出身や現住地が広い団体ですから、地名を含めるにも大変です。うっかり気を抜くと「奥羽越列藩同盟」みたいになってしまって、仮想敵国のタカsiさんが掲げる錦の御旗に下されるやもしれません。ましてや遠征地は福島県、まだまだ戊辰戦争から200年ぽっちしか経っていない以上、朝廷に辛酸を舐めさせられたという、過去の恥を掘り起こすような命名はつけられない……。

頭を悩ませていたそのとき、大顧問がポツリと言いました。

「星沼会というものが頭の中に浮かんでおります」

もともとは「せいしょうかい」と考えていたようですが、「なんとか団体のように響くかも」という意見の後「ほしぬまかい」に決定しました。

その後の”Tomorrow is another clear sky.”はたしかにglasnsciの発案です。

キャッチコピーの迷走

ですが、英語のキャッチコピーも最初から混迷を極めました。もともとは大顧問発案の「Looking up to the sky from the bottom of the air(空気の海の底から空を見上げる)」というものだったのですが、

「Look up atじゃないか?」
「skyじゃなくてstarsじゃないか?」
「トリチェリの原案に戻ってthe bottom of an ocean of airじゃないか?」

と迷走し始め、

ぐらすのすちが「いっそHOSHINUMAでいいのでは?」「Nos suspicimus coeli siderei submersum in fundo oceanus aeris(いきなりラテン語、誰も読めないし読ませるつもりがない)」と引っ掻き回し始めます。

大顧問が「ぐ氏の動画の最後に表示されるClear skies!(AstroPhoto Toolsの起動画面で表示される)もいいね」と言い始め、ちゃぶ台返しが決定的となりました。

以下供養のため、出た案を列挙します。

  • Looking up to the sky from the bottom of the air(空気の海の底)系列(だいこもん発案)
  • Nos suspicimus coeli siderei submersum in fundo oceanus aeris(ぐ発案、ラテン語、読ませる気がない)
  • HOSHINUMA(ぐ発案、B旧映画じゃないんだぞ)
  • Clear skies!(APTとかぶる)
  • Clear skies in your mind(Niwa氏、Billy Joelみたいでカッコイイ)
  • Clear skies above us(Niwa氏)
  • Tomorrow is another clear sky(ぐ発案)

さながらウィーン会議の様相を呈して来たところ、「”明日は明日の風が吹く”の投げやり感」や「”今日は曇って画像処理勉強会”感が丁度いい」とまとまり、「Tomorrow is another clear sky」となりました。

無事講和です!

まとまりませんでしたが、終わります

以上、200年くらい経ったときに歴史の教科書に載るであろう、星沼会の名称・命名の経緯について記述しました。

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