だいこもんです。
弊会の丹羽さんが取りまとめている、チリリモートについて
星沼会でも、4名の共同利用で計画を進めています。ここではその準備の状況を、時系列でまとめていこうと思います。
決定済みの撮影機材は
- Vixen R200SS(Aramisさん提供)
- CorrectorPH(760mm F3.8)(Aramisさん提供)
- Astrodon 31mm filter(LRGB, Ha,SII,OIII)(丹羽さん提供)
- ZWO ASI294MM-Pro(丹羽さん提供)
- ASUS MiniPC Pb series(そーなのかーさんとだいこもんワリカン購入)
です。
R200SSの調整
山の日の休日、AramisさんのR200SSがぐらすのすちくんの自動車に乗せられて、だいこもんの自宅に届きました。
MIKASAのキャリーバックに入っています。これはYoutubeで情報発信されているボスケさんのアイデアらしいですね。
受け取り時の光軸の様子
Aramisさんは、購入後に光軸には一切触っていないとのこと。さっそくタカハシのセンタリングアイピースとチューブを取り付けて覗いてみました。
主鏡のセンターマークと、センタリングアイピースの裏像だけが一致している状態です。これだと光軸がドローチューブに対して斜めになっています。
この状態で294mcを取り付けて撮影したフラットは次のとおり。
また、この状態でAPS-Cのセンサーを取り付けて撮影した結果は、Aramisさんのブログに掲載されていました。引用します:
周辺像はかなり歪んでいます。
光軸の調整
斜鏡ホルダーに貼ってあるR200SSのラベルを剥がします
押しネジ引きネジと格闘すること数時間。このような形に追い込みました
センタリングチューブの糸十字を中心に合わせていません。アイピースを回転させた時に、糸十字の中心が、主鏡センターマークの周りを同心円に回るように調整しています。ただ、R200SSの接眼部は回転機構を備えていないので、回転調整はタカハシの主焦点アダプターのネジを緩めながら行いました。なのでまだあまり正確ではないかもしれません
この状態でフラットを撮りますと、ピークがほぼ真ん中になりました。
ちなみに、糸十字の中心をセンターに持ってくるように調整すると、フラットはかなり崩れます。F3.8とはいえかなりシビアです。(つづく)