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glasnsciです。本会大顧問であるだいこもんが、この度、サイトロンジャパン60周年記念天体写真コンテスト2021で準大賞を受賞しました。受賞対象となった写真は、2020年撮影のM 31(アンドロメダ大星雲)です。同賞は、サイトロンジャパンの創立60周年を記念する目的で、星や天体をテーマとした写真にたいして審査員三名の審議の上で贈賞されます。
コンテストについて
株式会社サイトロンジャパンは前身の株式会社タスコ・ジャパンとして1961年に創業して以来、2021年6月1日をもって創立60周年を迎えることができました。これもひとえに天文ファンの皆様をはじめとする多くの方々によるご支援の賜物と感謝申し上げます。
これを記念し、星や天体をメインテーマとした作品を募集する天体写真コンテストを開催いたします。皆様からの作品を幅広く募集しております。
https://www.sightron.co.jp/sightronjapan60_photocon.html
なお、受賞しましたM 31の写真はサイトロンジャパン様ホームページ、及び「月刊 天文ガイド12月号(11月5日発売)」、月刊天文ガイド様のホームページに掲載されます。また、CP+2022(2022年2月末開催予定)のサイトロンジャパン様ブースにて展示される予定です。
どうぞご覧ください。
だいこもんコメント
だいこもん大顧問は以下のようにコメントしております。
こんばんは。だいこもんです。
嫌われ者の心理ってありまして、例えばクラスのなかで自分が嫌われている場合に、それは自分が選ばれた人間であるからで、クラスメートが劣等すぎて自分を理解できないのだーーと考える。ちょっと危ない感じの人間で,高校生の頃の自分はそんな傾向がありました。非が自分にあるとすると鬱になってしまうからで,これは一種の防御反応です。
今は40歳を過ぎてすこし分別も付きました。けれど、いままでフォトコンに何回か応募して入選の経験が一度も無いのは、自分の天体写真が悪いのではなく選者が悪いのだ。とそう考えて平静を保っている面があったような気がします。分別ついてないではないか!
ところが今回、上記のフォトコンで準大賞をとってみますと、
「審査員の審美眼、すばらしいなあ。やっぱりフォトコンて励みになるしイイよね。」
などと都合よく考えて、10年に一度というレベルの激烈な喜びに浸っています。受賞作品は、1年前の秋にくりこま高原いわかがみ平で撮影したアンドロメダ銀河です(ページ下)。ぜひクリックして拡大し,パソコンで全画面表示にしてご覧いただきたいです。モザイクによる解像度の高さと、暗黒帯の立体感、HeuibIIフィルター効果で浮かび上がったHII領域の様子などがアピールポイントです。
ちなみに大賞はタカsi氏でした。タカsiさんはちょっと別格というか,市民マラソン大会にキプチョゲがゲスト参戦しているようなもの(?)。これはつまり、だいこもんが大賞であった。と見做して差し支えないのではないでしょうか? やったぜ。
皆様ありがとうございました。今後も星沼会の皆さんと一緒に楽しんで撮影していきたいです。